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カカドゥ国立公園は、オーストラリア北部・ノーザンテリトリーに広がるユネスコ世界複合遺産です。
広大な湿地やサバンナ、断崖絶壁、熱帯雨林が広がり、イリエワニや数百種の鳥類、多様な野生動物が暮らしています。
さらに、約2万年以上にわたるアボリジニの文化や岩絵が今も残されており、自然と文化の両方で世界的な価値を持つ特別な場所です。
名前:カカドゥ国立公園
英名:Kakadu National Park
所在地:オーストラリア・ノーザンテリトリー
分類:世界複合遺産・国立公園
登録:ユネスコ世界遺産(1981年、1987年、1992年に拡張登録)
面積:約19,800km²
特徴:湿地・断崖・サバンナと先住民文化が共存する広大な自然
見どころ:イエロー・ウォーター湿原、ジムジム滝、ツイン滝、ウビルの岩絵
人との関係:アボリジニ文化の継承・自然保護・エコツーリズムの拠点
状態:現存
カカドゥ国立公園最大の特徴は、世界でも数少ない「自然遺産」と「文化遺産」の両方の価値を認められた世界複合遺産であることです。
約2万年以上にわたりアボリジニの人々が暮らし続け、数千点もの岩絵が現在まで大切に受け継がれています。
一方で、湿地やサバンナには豊かな野生動物が生息し、オーストラリア屈指の生物多様性を誇ります。
園内には広大な湿原や蛇行する川、切り立つ断崖、壮大な滝、熱帯雨林など、多彩な景観が広がっています。
雨季には広大な湿地が形成され、乾季には水辺へ多くの動物が集まるため、一年を通して異なる自然の姿を楽しめます。
ボートクルーズでは、イリエワニや色鮮やかな野鳥を間近で観察できます。
カカドゥ国立公園には、イリエワニやワラビー、ディンゴ、多くの水鳥など2,000種以上の動植物が確認されています。
また、ウビルやヌーランジーには世界でも有数のアボリジニ岩絵が残され、人々の暮らしや信仰、狩猟の様子が描かれています。
自然と文化が数万年にわたり共存してきた点が、この世界遺産最大の魅力です。
カカドゥ国立公園は現在もアボリジニの伝統的所有者とオーストラリア政府が共同で管理しています。
文化財や自然環境を守るための保全活動が続けられ、世界中から研究者や観光客が訪れています。
自然保護と先住民文化の継承を両立するモデルケースとしても高く評価されています。
カカドゥ国立公園は、壮大な自然と2万年以上続く先住民文化が共存する世界複合遺産です。
広大な湿地や断崖、野生動物、そして貴重な岩絵は、人類と自然がともに歩んできた歴史を物語っています。
地球の自然と文化の豊かさを同時に体感できる、オーストラリアを代表する世界遺産です。