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きせる祭は、茨城県石岡市の加波山神社で毎年9月の第1日曜日に行われる、全国的にも珍しい伝統行事です。
最大の特徴は、なんと長さ約2.6m、重さ約60kgにもなる巨大なきせる。
氏子たちが巨大なきせるを担ぎ、ほら貝の音が響く中、加波山の険しい山道を山頂へ向かって運びます。
たばこの豊作への感謝と、翌年の豊作、無病息災などを願う、独特の信仰が残る祭りです。
巨大なきせる、立ち上る紫煙、山道を進む男たち――まるで昔話のような光景が広がります。
開催地:茨城県石岡市・加波山神社
開催時期:毎年9月第1日曜日
特徴:長さ約2.6m・重さ約60kgの巨大きせる
起源:葉たばこ耕作者の豊作祈願と奉納
見どころ:巨大きせるへの点火・山道を担いで登る姿
目的:豊作感謝・翌年の豊作祈願・無病息災
魅力:全国でも非常に珍しい「巨大きせる」の祭り
きせる祭の主役は、普通のきせるとはまったく違います。
その大きさは、
長さ約2.6m。
重さ約60kg。
これほど巨大なきせるを大勢で担ぎ、山道を運び上げる姿は圧巻です。
巨大な道具そのものが祭りの象徴となっている、非常に珍しい伝統行事です。
きせる祭の始まりは、1954年とされています。
当時、ひょう害を受けた葉たばこ耕作者が加波山神社に祈願したところ、その後葉たばこの勢いが回復し、豊作となったことがきっかけと伝えられています。
その後、大きなきせるを奉納して感謝の祈祷を行ったことから、現在の祭りへとつながりました。
祭りではまず、巨大きせるの雁首に刻みたばこを詰めます。
そして、木と木をすり合わせて火を起こす**「火切り」**の神事が行われます。
生まれた火によって巨大きせるに点火。
煙を立ち上らせながら、山頂を目指します。
点火された巨大きせるは、はっぴ姿の氏子たちによって担がれます。
向かうのは加波山の山頂。
険しい山道を、
巨大きせるを担ぐ人々。
響き渡るほら貝。
立ち上る煙。
という独特の光景が繰り広げられます。
巨大きせるは、加波山神社の拝殿付近から、山頂にある加波山たばこ神社へ運ばれます。
その標高差はおよそ70m。
巨大なきせるを担いで険しい山道を登るため、見た目以上に迫力のある神事です。
きせる祭は、単なる珍しい祭りではありません。
背景にあるのは、地域の葉たばこ農家と加波山の信仰です。
豊作への感謝。
翌年の収穫への願い。
霜などによる農作物への被害を避けたいという祈り。
農業と信仰が結びついた地域文化として受け継がれています。
山頂のたばこ神社に到着すると神事が行われます。
そして奉納された巨大きせるに参拝者が口をつけ、喫煙するという非常に珍しい習慣も伝えられています。
豊作への感謝と、来年の豊作、無病息災などを願うものです。
「巨大なきせるを担いで山を登る」という光景は、ほかの祭りではなかなか見ることができません。
巨大なきせる。
白い煙。
山伏文化を思わせる山の風景。
そして、重いきせるを担ぐ人々。
インパクトの強さでは、日本の祭りの中でもかなり異色の存在です。
きせる祭は映像との相性も抜群です。
巨大なきせるを担ぐ男たち。
煙を吐き出す巨大な雁首。
山道を進む一行。
深い緑に囲まれた加波山。
ほら貝の音が響く中、巨大なきせるが山頂へ運ばれていく姿は、まるで映画のワンシーンのようです。
きせる祭は、茨城県石岡市の加波山神社に伝わる全国でも珍しい伝統行事です。
長さ約2.6m、重さ約60kgという巨大なきせるを担ぎ、険しい山道を山頂へ運びます。
その背景にあるのは、葉たばこの豊作への感謝と、地域の人々の祈り。
巨大なきせると立ち上る紫煙。
山道を進む人々。
加波山に響くほら貝。
独特の文化と強烈な映像美を持つ、日本の知られざる奇祭です。