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高層ビルや住宅街が広がる東京ですが、その一方で、緑地や丘陵、河川沿いなどにはさまざまな野生動物が暮らしています。
その代表的な存在のひとつがタヌキです。
東京では多摩地域などを中心にタヌキの生息が確認されており、東京都環境局も現在、タヌキを都内に生息する野生鳥獣として扱っています。
名前:タヌキ(ホンドタヌキ)
学名:Nyctereutes viverrinus
分類:食肉目 イヌ科
生息地:日本の本州・四国・九州など
全長/大きさ:約50〜70cm前後
体重:約4〜10kg前後
食性:雑食
寿命:野生では数年程度とされる
天敵:大型の肉食動物など
特徴:丸みを帯びた体、黒い目の周囲、縞模様の尾
特技:さまざまな環境に適応して暮らすこと
人との関係:都市近郊にも生息する身近な野生動物
状態:現存種
「東京にタヌキ?」と思うかもしれません。
しかし、タヌキは東京にも生息しています。
特に緑地が残る多摩地域では、丘陵や雑木林などの自然環境で確認されています。東京都町田市の図師小野路歴史環境保全地域でも、タヌキの生息が記録されています。
東京は大都市でありながら、場所によっては野生動物が暮らせる自然環境が残っているのです。
日本の本州・四国・九州に分布するのがホンドタヌキです。
東京で見られるタヌキも、このホンドタヌキにあたります。
東京動物園協会によると、ホンドタヌキはもともと里山など人間の生活圏に近い場所で暮らしてきた身近な動物です。
タヌキは、特定の食べ物だけに依存する動物ではありません。
植物や果実、昆虫、小動物など、環境に応じてさまざまなものを食べる雑食性です。
そのため、森林だけでなく、都市周辺の緑地や河川沿いなど、さまざまな環境を利用できます。
タヌキは夜行性の傾向が強い動物です。
東京動物園協会でも、動物園で飼育されているタヌキについて、日中は隠れて寝ていることが多く、夜になると活動的になることが紹介されています。
そのため、東京にタヌキが暮らしていても、昼間に街を歩いている人が姿を見る機会はそれほど多くありません。
タヌキといえば、丸みを帯びた体と特徴的な顔。
目の周囲が黒っぽく、短い脚とふっくらした体つきをしています。
尾には縞模様があり、キツネとは違った独特の姿をしています。
都市化が進んだ東京でも、公園、雑木林、丘陵、河川沿いなどには自然が残されています。
こうした場所は、タヌキをはじめとする野生動物の生息場所になっています。
東京都が紹介する町田市の図師小野路歴史環境保全地域でも、クヌギ・コナラ林や湿地などの環境にタヌキが生息しています。
タヌキは昔話や民話にも登場する、日本人にとって非常に身近な動物です。
一方で、都市部では人間の生活圏に入り込んで目撃されることもあります。
東京都は、タヌキなどの野生鳥獣について、むやみに近づいたり餌を与えたりせず、静かに見守るよう案内しています。
野生のタヌキを見つけても、触ったり追いかけたりするのは避けることが大切です。
東京都では、毛が抜けたタヌキなどについて、疥癬の可能性があるとして注意を呼びかけています。活動しているタヌキを捕まえるのは難しいため、むやみに近づかず、そのまま見守るよう案内されています。
昼間は人間や車が行き交う東京。
しかし夜になると、街の緑地や住宅地の周辺でタヌキが静かに活動していることがあります。
大都市のイメージからは想像しにくいですが、東京にも野生動物が暮らす場所が残っているのです。
東京のタヌキは、都会の中に残された緑地や丘陵、河川沿いなどを利用して暮らす身近な野生動物です。
特に多摩地域などでは生息が確認されており、東京都もタヌキを都内に生息する野生鳥獣として扱っています。
夜行性の傾向があり、人目につかない時間帯に活動するため、東京で暮らしていてもなかなか出会えないことがあります。
高層ビルが立ち並ぶ大都会のすぐそばで、ひっそりと生きる野生動物。
それが、東京のタヌキです。