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長野県木曽地方で古くから親しまれてきた「朴葉巻(ほおばまき)」。
米粉で作った餅の中に小豆あんを包み、大きな朴の葉でくるんで蒸し上げた郷土菓子です。
朴の若葉の爽やかな香りと、もちもちした餅の食感、小豆あんの優しい甘みが特徴で、端午の節句を祝う伝統的な行事食として受け継がれてきました。
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名称:朴葉巻(ほおばまき・ほうばまき)
別名:朴葉巻き・ほう葉巻・朴葉餅
地域:長野県木曽地方(木曽町・上松町・南木曽町など)
種類:郷土料理・郷土菓子・餅料理
主な材料:米粉、小麦粉、小豆あん、朴の葉、いぐさ
味:小豆あんの優しい甘みと朴の葉の爽やかな香り
特徴:朴の若葉であん入りの餅を包んで蒸す
食べ方:葉を外し、そのまま餅菓子として味わう
伝統:6月5日の月遅れの端午の節句に作られる祝い菓子
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最大の特徴は、大きな朴の若葉を使って餅を包み、枝につながった状態で蒸し上げることです。
朴の木は一つの小枝に5〜6枚ほどの大きな葉を付け、それぞれの葉に餅を包んでいぐさなどで結びます。
蒸し上げることで朴の葉の爽やかな香りが餅に移り、独特の風味を楽しめます。
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木曽地方では、端午の節句を月遅れの6月5日に祝う風習があります。
標高が高い木曽地方では柏の木が少なかったため、柏餅の代わりに身近な朴の葉を利用したと伝えられています。
また、平安時代末期の武将・木曽義仲が、戦に出る際に朴の葉で味噌や米を包んだことが始まりという伝承もあります。
2001年には、「木曽の朴葉巻・下伊那南部の朴葉餅」が長野県の選択無形民俗文化財となりました。
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米粉に熱湯を加えてよくこね、柔らかい生地を作って小豆あんを包みます。
朴の若葉で一つずつ包み、いぐさやわらで結んで蒸し器で蒸し上げます。
蒸したてはもちろん、少し時間を置いて葉の香りが餅になじんだ状態でもおいしく味わえます。
現在では小豆あんのほか、ゆず味噌あんやくるみ味噌あんなど、さまざまな味も親しまれています。
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朴葉巻は、長野県木曽地方に伝わる伝統的な郷土菓子です。
朴の葉の爽やかな香りと餅の素朴な甘みに、子どもの健やかな成長を願う端午の節句の文化と、山里の自然を生かす暮らしの知恵が息づく伝統の味です。