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福井県大野市や勝山市を中心とする奥越地域で古くから親しまれてきた「すこ」。
里芋の一種「八つ頭」の赤ずいきを、酢と砂糖で甘酸っぱく漬け込んだ郷土料理です。
鮮やかな赤紫色とシャキシャキした食感、爽やかな甘酸っぱさが特徴で、報恩講や秋祭りの行事食として受け継がれてきました。
名称:すこ
別名:赤ずいきのすこ
地域:福井県大野市・勝山市などの奥越地域
種類:郷土料理・野菜料理・酢漬け
主な材料:赤ずいき、酢、砂糖、塩
味:爽やかな酸味と優しい甘み
特徴:酢によって鮮やかな赤紫色に変化する
食べ方:副菜、常備菜、祝い膳の一品
旬:8月〜9月頃
伝統:報恩講や秋祭り、法事に振る舞われる料理
最大の特徴は、赤ずいきを甘酢に漬けることで、鮮やかな赤紫色に変化することです。
この色は、赤ずいきに含まれるアントシアニンという色素によるものです。
シャキシャキした歯ごたえと甘酸っぱい味わいが楽しめます。
福井県奥越地域では、古くから里芋の栽培が盛んに行われてきました。
すこは、浄土真宗の重要な仏教行事「報恩講」で振る舞われる精進料理の一つとして親しまれてきました。
また、秋祭りや法事にも登場し、季節の保存食として家庭に受け継がれています。
赤ずいきの皮をむき、3〜4cmほどの長さに切って軽く塩もみします。
鍋でから煎りしてしんなりさせ、熱いうちに酢と砂糖を合わせた甘酢に漬け込みます。
冷まして味をなじませると、鮮やかな色合いとシャキシャキした食感を楽しめます。
すこは、福井県奥越地域に伝わる伝統的な郷土料理です。
鮮やかな赤紫色と爽やかな甘酸っぱさに、里芋の葉柄まで大切に利用する福井の暮らしの知恵が息づく伝統の味です。