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島根県益田市匹見町で古くから親しまれてきた「栃餅(とちもち)」。
山で採れる栃の実をアク抜きし、もち米と一緒につき上げた郷土菓子です。
栃の実の香ばしさとほのかな苦み、もちもちした食感が特徴で、山里の伝統食として受け継がれてきました。
名称:栃餅(とちもち)
地域:島根県益田市匹見町
種類:郷土菓子・餅料理
主な材料:栃の実、もち米
味:香ばしさとほのかな苦み
特徴:栃の実をアク抜きしてもち米と一緒につく
食べ方:焼き餅、あんこ餅、きな粉餅
時期:秋〜冬を中心に通年
伝統:山の恵みを活用した保存食
最大の特徴は、強いアクを持つ栃の実を丁寧に下処理することです。
木灰や水を使ってアクを抜き、もち米と合わせることで、独特の風味を持つ茶褐色の餅に仕上がります。
栃餅は、米が貴重だった時代に山里の暮らしを支えた伝統食です。
匹見町では、秋に収穫した栃の実を乾燥・保存し、餅づくりに利用してきました。
山の恵みを無駄なく活用する先人たちの知恵が、現在も受け継がれています。
栃の実は、山地に生育するトチノキの種子です。
秋に熟す栗に似た木の実で、強いアクがあるため、食用には十分な下処理が必要です。
栃の実を乾燥させて殻を取り、木灰や水を使って丁寧にアク抜きします。
もち米と一緒に蒸してつき、丸く形を整えれば完成です。
そのまま食べるほか、焼いてあんこやきな粉を添えても楽しめます。
栃餅は、島根県益田市匹見町に伝わる郷土菓子です。
栃の実の香ばしさともちもちした食感に、山の恵みを大切にする匹見の食文化が息づく伝統の味です。