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滋賀県東近江市五個荘地区を中心とする湖東地域で古くから親しまれてきた「泥亀汁(どんがめじる)」。
ナスに亀の甲羅のような切り込みを入れ、味噌とすりごまを加えただし汁で煮込んだ郷土料理です。
ナスのとろけるような柔らかさと、ごまの香ばしさ、味噌のまろやかなコクが特徴で、近江商人の家庭に伝わる夏の料理として受け継がれてきました。
名称:泥亀汁(どんがめじる)
別名:どろがめじる・どろ亀汁
地域:滋賀県東近江市五個荘地区・湖東地域
種類:郷土料理・野菜料理・味噌汁
主な材料:ナス、味噌、すりごま、だし汁、おかゆ
味:ごまの香ばしさと味噌の優しい風味
特徴:亀の甲羅に見立てたナスを使う
食べ方:温かい味噌汁、ご飯のおかず
旬:夏(6月〜9月頃)
伝統:近江商人の家庭に受け継がれる夏の料理
最大の特徴は、ナスの皮に格子状の切り込みを入れ、亀の甲羅に見立てることです。
たっぷりのすりごまを加えることで、味噌汁に香ばしさとコクが生まれます。
名前に「亀」が入っていますが、実際の亀は使用しません。
泥亀汁は、東近江市五個荘地区の近江商人の家庭で、夏場に作られてきた味噌汁です。
すりごまが泥のように見え、切り込みを入れたナスが亀の甲羅に似ていることが名前の由来といわれています。
夏の暑さを乗り切るための家庭料理として広まり、現在も学校給食などで親しまれています。
また、近江商人の食文化は2025年度に文化庁の「100年フード」に認定されました。
ナスを縦半分に切り、皮に格子状の切り込みを入れて水にさらします。
だし汁でナスが柔らかくなるまで煮込み、味噌を溶き入れます。
仕上げに香ばしく炒ったすりごまを加えれば完成です。
家庭によっては、すりつぶしたおかゆを加えてとろみを付けます。
泥亀汁は、滋賀県東近江市五個荘地区を中心に伝わる郷土料理です。
ナスの柔らかな食感とごまの香ばしい風味に、季節の食材を大切にする近江商人の暮らしと知恵が息づく伝統の味です。